一般社団法人

日本詩人クラブ

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2019年 三賞受賞者

第52回日本詩人クラブ賞

高橋次夫詩集『石の懐』(土曜美術社出版販売)

略歴

高橋 次夫(たかはし つぎお)
1935年、宮城県仙台市生まれ。1957年「時間」(北川冬彦監修)同人。1981年第1詩集『鴉の生理』上梓。以後『骨を飾る』、『高橋次夫詩集』、『花脣』、『掻痒の日日』、『孤島にて』、『雪一尺』(埼玉詩人賞)、『孤性の骨格』(埼玉文芸賞)、『新・日本現代詩文庫55高橋次夫詩集』。散文『篠竹』。埼玉詩人会、日本詩人クラブ、日本現代詩人会、日本文藝家協会、各会所属。詩誌「竜骨」、「午前」、「晨」各同人。

選考委員

委員長=星 善博
書 記=相沢正一郎
委 員=新井啓子・黒羽英二・布川 鴇・天野 英・江口 節

第29回日本詩人クラブ新人賞

川井麻希詩集『あらゆる日も夜も』(土曜美術社出版販売)

略歴

川井 麻希(かわい まき)
1979年愛媛県新居浜市生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。現在神奈川県伊勢原市に在住し、県立高校に英語教員として勤務している。2005年頃より詩作を開始し、「詩と思想」読者作品欄に投稿、入選を果たす。文藝学校にて長谷川龍生氏のクラスを2年間受講。現在「ERA」同人。第22回(2013年)第27回(2018年)「詩と思想」新人賞入選。本詩集は第1詩集。

第29回日本詩人クラブ新人賞

田中俊輔詩集『実存の架け橋』(思潮社)

略歴

田中 俊輔(たなか しゅんすけ)
1966年生まれ。東北大学経済学部卒業。東京の三井銀行入社。3年勤務して人間関係のもつれから統合失調症を発病。岡山県新見市に帰郷。林業を半日程度しながら西洋哲学を勉強する。1998年より詩誌「緑」同人となる。第1詩集『イチゴの花』を2005年に緑詩社より出版。第23回備北文学賞を受賞。2018年第2詩集『実存の架け橋』を思潮社より出版。

選考委員

委員長=花潜 幸
書 記=佐相憲一
委 員=菊田 守・斎藤恵子・寺田美由記・細田傳造・石下典子

第19回日本詩人クラブ詩界賞

細見和之著『「投壜通信」の詩人たち』(岩波書店)

略歴

細見 和之(ほそみ かずゆき)
1962年兵庫県篠山市生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。人間科学博士(大阪大学)。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専攻はドイツ思想。『「戦後」の思想―カントからハーバーマスへ』(2012年、白水社)で日本独文学会賞、詩集『家族の午後』(2010年、澪標)で三好達治賞。ローゼンツヴァイク『救済の星』(共訳、2009年、みすず書房)でレッシング賞。2014年から大阪文学学校校長。

選考委員

委員長=小林弘明
書 記=原 詩夏至
委 員=金田久璋・中野敏男・橋浦洋志

2019年 三賞について

日本詩人クラブ三賞決定 ─2019年2月23日早稲田奉仕園(第3回選考委員会)にて─

第52回日本詩人クラブ賞

高橋次夫詩集『石の懐』(土曜美術社出版販売)(埼玉県在住)

第29回日本詩人クラブ新人賞

川井麻希詩集『あらゆる日も夜も』(土曜美術社出版販売)(神奈川県在住)、田中俊輔詩集『実存の架け橋』(思潮社)(岡山県在住)

第19回日本詩人クラブ詩界賞

細見和之著『「投壜通信」の詩人たち』(岩波書店)(兵庫県在住)

※贈呈式は4月13日(土)14:00より東京グランドホテルにて開催されました。

三賞候補詩書決定 ─2019年1月27日(日)第2回選考委員会にて─

第52回日本詩人クラブ賞

 『忘れたい、だから伝えたい』 中原道夫 (土曜美術社出版販売) 25票
 『あい火抄』 山本泰生 (歩行社)19票
 『虫を飼い慣らす男の告白』 新延拳 (思潮社)16票
 『そして溶暗』 こたきこなみ (思潮社)16票
 『しおり紐のしまい方』 上手宰 (版木社)15票
 『石の懐』 高橋次夫 (土曜美術社出版販売)14票
 『合歓の花』 北畑光男 (思潮社)13票 〈辞退〉
 『夕焼け売り』 齋藤貢 (思潮社)13票
 『家があった』 長嶋南子 (空とぶキリン社)12票
 『クリムトのような抱擁』 望月苑巳 (七月堂)12票
 『洋裁師の恋』 岡島弘子 (思潮社)12票

(次点)
『遠い蛍』 以倉紘平 (編集工房ノア)11票
『待ち伏せる明日』 田中眞由美 (思潮社)11票
『非の舞 あるいはギアの秘めごと』 三田洋 (思潮社)11票
『サ・ブ・ラ、此の岸で』 沢田敏子 (編集工房ノア)11票

(委員推薦)
『沈水』 関中子 (銅林社)
『アメンボ―の唄』 嶋岡晨 (洪水企画)

(投票総数534票  有効票471票  無効票0票  白票63票)

第29回日本詩人クラブ新人賞

 『海を飼う』 高島りみこ (待望社) 39票
 『嘘の天ぷら』 佐々木貴子 (土曜美術社出版販売)34票
 『あらゆる日も夜も』 川井麻希 (土曜美術社出版販売)17票
 『山の向こうに家はある』 石川厚志 (思潮社)14票 
 『軸足をずらす』 和田まさ子 (思潮社)14票 〈辞退〉
 『メランコリック』 桑田窓 (思潮社)13票
 『海辺のメリーゴーランド』 浅野慈子 (ボートハウス)11票
 『紫山』 森田海径子 (歩行社)11票
 『耳の肖像』 曲山浩 (土曜美術社出版販売)10票
10 『ただし、物体の大きさは無視できるものとする』 野田順子 (モノクローム・プロジェクト)8票

(次点)
『実存の架け橋』 田中俊輔 (思潮社)7票

(委員推薦)
『実存の架け橋』 田中俊輔 (思潮社)
『モン・サン・ミシェルに行きたいな』 田中庸介 (思潮社)
『青挿し』 中村梨々 (オオカミ編集室)
『明け方の狙撃手』 夏野雨 (思潮社)

(投票総数473票 有効票473票  無効票0票  白票87票)

第19回日本詩人クラブ詩界賞

 『「投壜通信」の詩人たち』 細見和之 (岩波書店) 18票
 『詩をして語らしむ-記憶の森から』 本多寿 (本多企画)18票
 『抒情詩と叙事詩』 広岡守穂 (土曜美術社出版販売)17票
 『「悪の華」を読む』 安藤元雄 (水声社)14票
 『気まぐれなペン』 以倉紘平 (編集工房ノア)11票

(次点)
『いまよみがえる戦後詩の先駆者たち』 南川隆雄 (七月堂)10票

(投票総数191票 有効票155票  無効票0票  白票36票)

選考日程

第1回選考委員会:2018年 10月9日(火)18:00より 於 早稲田奉仕園(各選考委員長、書記及び選考日程決定)
投票締切り:2019年1月20日(日) 当日消印有効
第2回選考委員会:2019年 1月27日(日)13:00より 於 早稲田奉仕園(開票・候補詩書決定)
第3回選考委員会:2019年 2月23日(土)13:00より 於 早稲田奉仕園(授賞詩集・詩書の決定)
贈呈式:2019年 4月13日(土) 14:00より 於 東京グランドホテル