一般社団法人

日本詩人クラブ

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詩の授業

ニュープロジェクト・詩の授業 実施要項(部分)

目的

詩の授業を通して、詩の素晴らしさ、言葉のもつ大切さなどを知らせる。
詩の読まれていない現状を打開する一つとして、詩の愛好者の底辺を広げる。
詩の団体として、社会に貢献できる活動を行なう。

方法

小・中・高校に講師を派遣し、詩の授業(鑑賞・創作)、講演、研修会等を行なう。
詳細は上記の実施要項をダウンロードの上、ご覧ください。

「詩の授業」の教室募集

日本詩人クラブの事業の一つである「詩の授業」が始まって、今年で3年目を迎えました。過去に実施された学校については、日本詩人クラブホームページに掲載されていますし、「詩界通信」でも報告させていただきました。
今まで実施された県は、和歌山、神奈川、千葉、茨城でした。これは授業される講師の関係で限られた範囲での実施となりました。実施する学校は、知っているか、講師の近くか等という理由で決定してきました。
今年度は今までの反省から、実施する学校を拡大してみたいと考えました。そこで会員の皆様の近くで「詩の授業」を希望される学校がありましたら、ご紹介いただきたいと思います。詳しくは、理事長または担当の高山まで、ご連絡ください。
先生方の研修だけでなく、保護者や近くに住まわれて会員の皆様と一緒に詩について考える機会となればと考えております。
「詩の授業」担当連絡先 高山利三郎
〒300-2647 つくば市手子生1200-3

「詩の授業」報告 2019年12月17日(火)、18日(水)

授業風景
授業風景

1.授業者:高山利三郎

2.学校名:福島県西白河郡矢吹町立矢吹小学校

3.授業内容
★十二月十七日 四校時、五校時、六校時
◎一年(二十七名) 四校時(十一時三十分~十二時十五分)
・題材名 ことばあそびーことばをさがそう(創作・詩)
・ねらい ことばあそびを通して、ことばの面白さを知ったり増やしたりすることができる。
◎二年(三十一名) 五校時(十三時五十分~十四時三十五分)
・題材名 うれしかったこと 「ありがとう」の詩を書こう(創作・詩)
・ねらい 嬉しかったことの中から「ありがとう」という題で詩を書くことができる。
◎五年(三十一名) 六校時(十四時五十五分~十五時四十分)
・題材名 詩「冬の夜道」 (津村信夫) (読解・鑑賞)
・ねらい 冬の夜の情景を思い浮かべ,家族の温かさに感動する作者の心情を理解できる。
★十二月十八日 二校時、四校時
◎四年(四十名) 二校時(九時三十分~十一時十五分)一、二組合同
・題材名 オノマトペア(擬声語)を使って詩を書こう(創作・詩)
・ねらい オノマトペア(擬声語)を理解し、蛙の鳴き声を創り出し、それを使って詩を書くことができる。
◎三年(三十二名) 四校時(十一時三十分~十二時十五分)
・題材名 詩「ひとり」(木村信子)を読んで詩を書こう(創作・詩)
・ねらい 学校を休んで家にいる「わたし」の気持ちを理解し、「わたし」に向けて詩を書くことができる。

「詩の授業」実施一覧

2019年

1月10日㈭ 3校時
千葉県柏市田中北小学校3年1組
3篇の詩を読み取った後で、詩を作る。
授業者:高山利三郎

2018年

1月15日㈪
千葉県鎌ケ谷市立南部小学校3年1・2組・6年1・2組(3年=創作指導 6年=読解指導)
職員研修「詩の授業」について
授業者:高山利三郎

3月17日㈯ 詩の教室
 和歌山市方男波公園・万葉館
 子供の“書く力”を伸ばそう 〜いっしょに遊ぼう、ことばたち〜
 参加者:9名(小学1年生2名、2年生3名、3年生3名、5年生1名)
 授業者:武西良和(和歌山県)

6月28日㈭
千葉県我孫子市立新木小学校
3校時:3年1組・2組(合同) 木村信子の詩「ひとり」を学習後、詩を作る。
4校時:5年2組 津村信夫の詩「冬の道」を読み取る。
5校時:6年3組 三好達治の詩「雪」を読み取る。
放課後:「詩の授業」の研修会

2017年

10月11日㈬
 千葉県野田市立福田第二小学校5・6年合同  詩の読解指導(詩教材「冬の夜道」)
 授業者 高山利三郎

10月23日㈪・24日㈫
 千葉県船橋市立三山小学校3年1・2・3組  詩の読解指導(詩教材「ゆうひのてがみ」)
 授業者:加藤廣行

11月2日㈭・6日㈪
 千葉県船橋市立習志野第二小学校5年1・2・3・4組  詩の読解指導(詩教材「素朴な琴」)
 授業者:加藤廣行

11月17日㈮
 千葉県船橋市立市場小学校5年1・2組  詩の読解指導(詩教材「素朴な琴」)
 授業者:加藤廣行

12月5日㈫
 千葉県野田市立柳沢小学校4年2組  詩の読解指導と創作指導(詩教材「ひとり」))
 授業者:高山利三郎