一般社団法人

日本詩人クラブ

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「新しい詩の声」

「新しい詩の声」2025(第9回)

作品募集

応募資格:日本詩人クラブ会員以外の方、会友は参加できます。
参加費:1,000円
応募期間:2024年11月〜2025年2月末日
原稿締切日:2025年2月末日(必着)
選考委員:秋元炯・田中裕子・田中眞由美・根本明・松村信人(50音順)
原稿送り先:〒352-0034 埼玉県新座市野寺2-4-34 田中眞由美方  一般社団法人 日本詩人クラブ「新しい詩の声」係
作品規定:応募作品は1篇(未発表のものに限ります)。1行は22文字以内、本文34行まで(空行を含め)
お問合わせ:TEL 090-2919-8665 田中眞由美
*選考の上、最優秀賞(1篇)賞金3万円+表彰状、優秀賞(2〜3篇)賞金1万円+表彰状。
*最終選考日は2025年4月中旬を予定、発表は当ホームページにて行います。贈呈式は2025年7月を予定。
*授賞式の交通費をお払いします。こぞってご応募ください。詳しくはチラシをご覧ください。

「新しい詩の声」2024(第8回)

第8回「新しい詩の声」受賞者決定

2024年4月21日(日)第8回「新しい詩の声」の最終選考委員会を日本詩人クラブ事務所で13時より行い、厳正な審査の結果、各賞を以下の通りに決定いたしました。
最優秀賞:角朋美「湖の箱」(和歌山県)
優秀賞:いのうえあき「象が居る川」(大阪府)、黒田ナオ「穴」(兵庫県)、竹之内稔「oto ri」(兵庫県)。
授賞式は7月例会(2024年7月13日㈯、今井会館聖書講堂)で行います。

〈作品公募の概要〉

日本詩人クラブは、日本全国の幅広い方々と作品公募をとおして連携し、詩文化の普及と発展に寄与したいと考え、新しい詩人の発掘を目的に2017年から「新しい詩の声」の公募を始めました。今回で8回目となります。作品募集は日本詩人クラブの会員ではない方(会友は応募対象者です)を対象としています。
応募作品の中から、最優秀賞1篇と優秀賞を2ないし3篇選び、賞状・賞金を贈呈するとともに、日本詩人クラブのホームページと会報「詩界通信」に、公募状況と受賞作品、選考経緯、贈呈式の模様などを掲載し、式の模様はユーチューブでも見られます。
第8回「新しい詩の声」には、北海道から沖縄まで幅広い地域から153名の応募がありました。年齢層も幅広く、最年少は12歳、最高齢は85歳の方でした。応募くださった作品については、受賞者以外の全員の方に、選考委員5名が分担してコメントを書いてお送りする予定です。お読みいただき、今後の創作活動に活かしていただければと思います。

〈選考経緯〉

今回の選考委員は、秋元炯、田中裕子、田中眞由美(委員長)、根本明、松村信人、の5名。(五十音順)
まず一次選考で、153名の作品から各委員が3月31日㈰を締切日として、メールにて8作品を推薦しました。その結果、予備選考通過作品は次の18作品。
阿部芳久     「病室」
新垣汎子     「黄色いハーべールー」
いのうえあき   「象が居る川」
興村俊郎     「黒い蝶」
河波哲平     「脆さについて」
黒田ナオ     「穴」
桑島明大     「手」
k/K      「戦慄き」
小波もゆ     「i染色体」
木葉揺      「ヨーグルト」
こやけまめ    「二月」
角朋美      「湖の箱」
竹野滴      「いのち」
竹之内稔     「oto ri」
二藤       「独楽」
福富ぶぶ     「否と愛する貴方の明日へ」
水無川渉     「穴だらけの心」
米良天音     「8,220㎞」
(敬称略・五十音順)
このうち、重複して推薦があったのは「oto ri」(2票)、「穴」(2票)、「いのち」(2票)、の3作品でした。この結果をふまえ、この18作品からそれぞれが8作品を選んで4月21日㈰、日本詩人クラブ事務所の最終選考委員会に臨みました。重複して推薦のあった3作品については予備選考の結果を尊重して残した上で、候補の18作品を一篇ずつ全員が意見を述べ、更にどうしても残したい作品について理由を述べてから無記名で一人4作品を選んで投票しました。その結果、「oto ri」「戦慄き」「湖の箱」「いのち」「象が居る川」「病室」「i染色体」「穴」「ヨーグルト」の9作品が残り、もう一度推したい理由を述べた後、一人4作品を選んで投票しました。結果は「oto ri」(3)「湖の箱」(5)「象が居る川」(4)「i染色体」(3)「穴」(3)となりました。そこで決定するために一番に推薦する作品を2点にして4作品を選んで再投票を行った結果、「湖の箱」8点、「象が居る川」5点、「穴」4点、「oto ri」4点「i染色体」3点となり、角朋美「湖の箱」が最優秀賞に、いのうえあき「象が居る川」、黒田ナオ「穴」、竹之内稔「oto ri」が優秀賞に決定しました。
今回、次点になった「i染色体」や「いのち」などの作品には、まさに現代という時代が対峙していかなくてはならないテーマが身体性をもって表出していました。また、それぞれの年代の問題意識も感じられ、心して読ませていただきました。
第9回「新しい詩の声」は、11月より応募が始まりますが、ご応募を心よりお待ちしています。(文責・田中眞由美)

2024年(第8回)受賞作品

受賞作品と選考経過報告

2024年(第8回)

2023年(第7回)

2022年(第6回)

2021年(第5回)

2020年(第4回)

2019年(第3回)

2018年(第2回)

2017年(第1回)